映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(行定勲:監督)2004年
当時100万部を超えていた片山恭一の純愛小説が映画化されたものです。ストーリーの中で愛する人の遺骨や散骨に対する印象的なシーンが描かれています。散骨の存在を周知した作品といえます。映画化の後小説は300万部を超えドラマ化・舞台化等に展開されました。
映画「おくりびと」(滝田洋二郎:監督、小山薫堂:脚本、久石譲:音楽)
納棺師という主人公の職業を通して、日常的に向きあいにくい死生について多くの人が考えた作品といえます。
アカデミー賞外国語映画賞を受賞し国際的にも注目されました。
2010年に同タイトル作が舞台化されました。
映画「エンディングノート」(砂田麻美:監督、是枝裕和:プロデューサー)
肉親の死と向き合いエンディングノート・終活を題材とした日本のドキュメンタリー映画です。TV・雑誌などの各メディアにも取り上げられた注目作です。
ドラマ 「最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜」(TBS)
警察御用達の葬儀屋を舞台に現代のシビアな現実と人の死に向き合うドラマです。10代〜20代に人気のあるキャストが演じることで、ドラマを通して若者が死生について身近に捉えることができるようにした作品といえます。